今年も例年通り大変暑い時期の続く夏になりました。
個人的には冬の寒さよりも夏の暑さの方が大好きな自分ですｗ
この時期台風や突風、夕立による雨風雷の影響によるネットワーク障害が発生することがあります。
ここでは上記の気象要因による障害原因ついてご紹介させていただきます。
■落雷によるHUBポート不良が原因でネットワークが使用できなくなっていました
先日夕立による雷雨以降特定のエリアでネットワークが繋がらなくなったとのご連絡を受け、障害対応をさせていただきました。
結果的にネットワーク障害の原因はハブのポート不良でしたので、LANケーブルを別のポートに差し替えることで解決できました！
■地道な確認で原因箇所を特定
エリアが3ヵ所ほどに分かれている店舗で、倉庫エリアがネットワークに繋がらなくなっている状況です。
現場に着いた際、まず確認させていただいたのはLANケーブルの疎通状況です。
倉庫から所々LANケーブルをつなぐ延長コネクタを使用していたのでそこまでの疎通をチェッカーで確認したところ、問題なし。
倉庫エリアにあるハブのランプ、ポートも問題なさそうな状況でしたので、LANケーブルを店舗方向に向かって追ってみることに。
LANケーブルを追ってみると店舗外の屋外のBOXにつながっていることが判明しましたので、脚立を使用して屋外BOXを確認させていただきました。
BOX内にはHUBが設置してありここから各所に分岐していました。
HUBを確認したところ、倉庫エリアまでつづくLANケーブルのポートランプが消灯していたので別のポートに差し替えたところ、ポートランプが正常に点灯しました。
その状態で倉庫エリアの事務所のネットワークを再度確認したところ、無事ネットワークに繋がるようになっていました。
結果的にHUBのポート不良が原因でそれ以降のネットワークが使用できなくなっていた状況です。
■数日続いていたネットワーク障害を解消でき、お客様にも喜んでいただきました
おそらく数日前の落雷の影響でHUBのポート不良が発生し、それ以降倉庫エリアのネットワークが使えなくなってしまったというのが障害の流れのようです。
HUBの不良が発生しているポートに対して使用できない旨のシールを貼らせていただきました。（今後どなたかが不良ポート箇所にLANケーブルを指して繋がらない！？といったことが無いようにです。）
最後に担当者とお話させていただき、ネットワークが復旧した旨お伝えしました。
念のため、倉庫エリアで使用しているパソコンのネットワーク接続状況も確認し問題なくネットワークに繋がるようになったため、お客様に大変喜んでいただき良かったです。
事前に別の業者に頼んだ際には原因が分からず復旧できない状況が続いていたため、弊社に頼むことで解決でき、日ごろの技術力を発揮できた現場でした。
作業中に従業員の方とお話する機会がありましたが、大変元気があり暖かみのある職場で楽しく作業させていただくことができました。
本当にありがとうございました。
■停電対策としてUPS（無停電電源装置）は有効的
今回の障害で落雷によるHUBポート不良でしたので対策が難しい状態ですが、落雷による停電対策にはUPS（無停電電源装置）が有効かと思います。
先日の雷では何度も落雷＆停電がある状況でしたので、UPS（無停電電源装置）を設置することで停電した際の急な電源OFFによる障害を減らせることができるかと思います。
このタイミングでUPSの導入を考えてみるのも良いかもしれませんね。
ご訪問ありがとうございました。
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