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スマートオフィスとは?日本最先端のIoT技術を導入したスマートオフィスを見て気付いた5つの事。

更新日:7月1日


スマートオフィス
スマートオフィスイメージ

当社Wi-Fiビルドは会社名にもあるWi-Fiの配線工事、ネットワーク工事、LAN配線工事などをメインで行っているのですが、最近、お客様から相談されることで増えてきたのが『スマートオフィス』に関することです。


「アレクサ!電気を消して!」 「アレクサ!クリスマスソングを流して!」


など口頭で指示すると、勝手に動いてくれるやつです。


少し昔までは映画でしか見たことのない未来のような世界だったのですが、それがもう現実としてオフィスにも浸透されつつあります。


既に当社もスマートオフィスの施工も行っておりますが、ニーズの高まりを受けて、先日、2023年12月13日(水)〜15日(金)に東京ビッグサイトで開催された第8回スマート ビルディング EXPOに行って参りました。







そこで今日は、 スマートオフィスとは何なのか?スマートオフィスでできることって何があるの? スマートオフィスのメリットやデメリットについてお話しします。





スマートオフィスとは?スマートオフィスでできることって何があるの?


スマートオフィスは、先進的な技術とインフラストラクチャーを活用して、働く環境を効率的で快適なものにするためのオフィスの概念です。


これは、IoT(Internet of Things)デバイス、センサー、自動化システムなどのテクノロジーを組み合わせて、オフィスの機能やリソースを最適化し、働く人々の生産性や快適性を向上させることを目指したオフィスのことを言います。



スマートオフィスの特徴や要素には以下の5つがあります。




IoTデバイスとセンサーの利用による自動化と効率化


オフィス内に取り込まれたセンサーやデバイスが、照明、温度、エネルギー使用量などのデータを収集し、効率的な制御を可能にします。


具体的には、人がいる場所にだけ適切な照明をつけたり、部屋の温度や風量調節なども、人感センサーで行うことで、無駄な電力を抑えることができます。




  クラウドベースのコラボレーションツール


クラウドベースのアプリケーションやコラボレーションツールを利用して、リモートワークやチーム間のコミュニケーションを効果的にサポートします。


具体的にクラウドベースのアプリケーションやコラボレーションツールとは、インターネットを介して利用できるソフトウェアで、イメージしやすいものとしてはzoomなど、複数のユーザーがリアルタイムで協力し、情報を共有できるように設計されたアプリケーションツールの事を言います。


これらのツールは、リモートワークや分散チームのコミュニケーションを円滑かつ効果的に行うための手段として重要です。


チャットツール(例: Slack、Microsoft Teams)やビデオ会議ツール(例: Zoom、Google Meet)を使用して、リモートで働くメンバー同士が簡単にコミュニケーションをとったり、ドキュメント共有やプロジェクト管理、セキュリティとアクセス制御まで。 これらのツールの組み合わせにより、リモートワークや分散した環境でのチームワークが円滑に進み、情報の透明性や効率が向上します。




  スマート家具


IoT技術を組み込んだ家具や設備が、オフィスの利用や調整を容易にします。

例えば、身近な例で言うと「プロジェクター」ですね。プロジェクターの本体のボタンを直接押させることもできますし、プロジェクターのリモコンが赤外線対応であればリモコンの操作もスマホや音声で制御することができます。

会議室で「アレクサ。プロジェクターの準備して」と言えば、カーテンが穏やかに締まり、照


照明がゆっくり暗くなり、スクリーンが下りてきてプロジェクターが起動することなど。

一声でオフィスの様子を一新させることができるようになります。


また、今回の展示会では特にApple,Google,Amazonが力を入れている「Matter」というプロトコルが大事になってくるので、今後は機器の選定の基準として「Matter」対応かどうかも判断材料になってくると思います。





  セキュリティの向上


生体認証やスマートカードなどの技術を組み合わせて、オフィス内のセキュリティを向上させます。




  データ分析


センサーデータや利用データの収集・分析により、オフィスの使用状況やトレンドを把握し、最適な配置や設備の改善を行います。



スマートオフィスは、これらのテクノロジーを統合し、オフィス全体をより効果的かつ効率的に運用することを目指しています。 スマートオフィスにより、労働環境の改善やコスト削減、環境への配慮など、さまざまな利点をもたらすことが期待されていることからもご相談が増えております。





スマートオフィスのメリットとデメリット


スマートオフィスのメリットは先程紹介した5つの項目ですが、考えられるデメリットについてもご紹介します。



  導入コスト


スマートオフィスを構築・導入するためには、センサーやデバイスの購入、インフラの整備、ソフトウェアの開発などが必要です。これには初期費用として導入コストがかかります。


ここ数年では、IT導入補助金などを活用したスマートオフィス化も行われております。


働く人にやさしい職場づくりを国が推奨していることもスマートオフィスの追い風となっています。




  セキュリティリスク


スマートオフィスのセンサーやネットワーク接続されたデバイスは、サイバーセキュリティの脆弱性を持つ可能性があります。


ハッカーや不正アクセスの脅威に対処するために、十分なセキュリティ対策が求められます。弊社ではそういったセキュリティー対策も万全にしております。




  技術依存


スマートオフィスは先進的な技術を活用していますが、これにより技術の進化や変化に追従する必要があります。

古いシステムやデバイスが使えなくなる可能性があるため、長期的なサポートやメンテナンスが課題となります。




  従業員の適応困難さ


スマートオフィスの変化に対する従業員の適応が難しい場合があります。

新しいテクノロジーやプロセスへのトレーニングや教育が必要であり、これが進まないと従業員の抵抗感や混乱が生じる可能性があります。


当社では、スマートオフィス導入時にマニュアルの作成はもちろん、はじめに実演しております。


毎回社内から湧きおこる「お~~~~~~!」という歓声が私の密かな楽しみです。




  障害への対応


システムやデバイスに障害が発生した場合、それを修復するために専門知識が必要です。障害発生時の迅速な対応が求められる中、従業員の業務に影響を与える可能性があります。

いくら便利なスマートオフィスでも、人が訪問して行う障害対応が発生することは考えられます。


まだまだスマートオフィスに対応できる業者の数は少ないように思えますが、もし業者を選択する場合は少しでも近くの会社で信頼できるところをおススメします。



これら5つのデメリットは、スマートオフィスの導入を検討する際に検討すべき要因です。 十分な計画、セキュリティ対策、トレーニングプログラムを導入することで、これらの課題に対処することが可能です。デメリットだけに意識を向けることなく、どんな未来になるのかワクワクしていただければと思います。







日本最先端のスマートオフィス技術の展示会 スマート ビルディング EXPOで感じたこと。


今回スマートオフィスの展示会を通して、まずは絶対にスマートホーム、スマートオフィスの需要は加速するであろうことが予想されました。


ただ、正直なところ「スマートオフィス」というよりは「スマートホーム」寄りな展示会でもあり、私がメーカーさんとお話をして、「埼玉県の中小企業の会社様に向けて。。。」とお話をすると、スタッフの方は少し困ったご様子で「うちはちょっと企業向けには。。」という場面が何度かありました。


逆に完全にスマートオフィス向けの商材を取り扱っている企業様は、「スマートホームではこんな機能があるのですが、御社システムはできますか?」とお聞きすると「それはできないんですよ。。」というお答えが返ってくることもございました。


ただ、一般家庭用で使われてるスマートホームシステムも、企業向けに開発されているスマートオフィスのシステムも、根本的なものは一緒なので、それらをいかに組み合わせて上手に使うかが一番大事なことかなと思いました。


今回の展示会で私がお話をしてきたスマートホームシステムの会社様全社に共通すること、それは「Wi-Fi環境が必要」ということでした。


当然と言えば当然なのですが、そもそも根本のインフラを整えなければ話が進まない、多くのメーカーさんが「Wi-Fiの環境はお客様で整えて頂いて。。」「商品を購入して頂いて、あとの設定はお客様がマニュアルを見ながら。。。」というお話がとても多い印象でした。


メーカー側からするとそれも仕方のないことなのですが、ユーザー様側すると、 「まずは何から始めればいいのか分からない」 「どんなものが必要かわからない」 「設定って誰がやってくれるの?」 「どんなことができるの?」 「メンテナンスは?」 「費用は?」 といったように不安を挙げればキリがない業界でもあります。


なので当社は今後も、実際の「機器の取り付け」から「インフラ整備」「スマートホーム、スマートオフィスを問わない商材」や「メーカーの選定」「トータルコーディネート」「アフターメンテナンス」までサポートできる企業を目指していければと思います。





2030年まで年平均成長率11%で成長すると予想されるスマートオフィス市場


少し昔の記事になりますが、2021年10月28日にREPORTOCEANが発行した新しいレポートによると、スマートオフィス市場は、2021年から2030年の予測期間において、11%以上の健全な成長率が見込まれていると記されています。


また、世界的にもSDGsの意識が高まり、各企業が「持続可能な開発目標」を掲げる中、エネルギー効率化へのニーズの高まりや、業界標準・規制のサポートも、世界のスマートオフィス市場の需要に影響を与えています。


スマートオフィスのソフトウェア、ハードウェアの開発企業が増えていますが、当社のようなサービスの導入、施工、サポートを行う企業はまだまだ少ない状況です。


埼玉って、東京でも超大手企業しかやっていないようなスマートオフィス化を、中小零細企業でも導入してるよね。と言っていただける未来が実現できるよう、私たちも新しい知識と技術に触れ、お客様へ提供して参ります。







    スマートオフィス事例紹介(ホビースペースエリア51様:埼玉)


オフィス内の照明、エアコン、プロジェクター、スピーカーなどをスマートオフィス化しました。








    今すぐ無料でスマートオフィスの相談をされたい方へ



Wi-Fiビルド、代表の千葉です

当社は埼玉県内に限り直接現地へ伺っての相談は「無料」で行っております。

工事内容の前に、どんな工事会社なのかを見ていただく事がお客様の安心をいただくために最も大切だと思っております。 また、工事料金(お見積り)にご納得いただけなかった場合はお断りいただいても一切の費用はいただきません。


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